1978-10-18 第85回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
したがいまして、それをいままでの在来車も含めまして速やかにとりあえずの処置をしなければいかぬというのが私の考えでございます。
したがいまして、それをいままでの在来車も含めまして速やかにとりあえずの処置をしなければいかぬというのが私の考えでございます。
したがいまして、ずいぶん先に延ばして、そこから先で結構だ、それまではどうぞ在来車を思う存分生産してくださいという告示をお出しになったのですが、これは大変問題が大きいと私は思います。 こういうことについては長官、どうお考えになりますか。本当に経済との調和条項というものが削られてから後出た問題だから、経済との調和条項というものがいまだに亡霊のように足を生やして歩いているという非難が出たのですよ。
だから、そういうこともあわせて考えてみますと、このように生産時点というものをずっとおくらせて、それまではどうぞ在来車をどしどしつくりなさい——事実上これは大変な駆け込み生産があったわけですけれども、そういう状況を環境庁としてお許しになったというのは、やはりあえて批判を受けなければならない側面ではなかったかと私思いますが、いかがですか。
近年要望の多い車両の冷房化については、今後新造する車両はすべて冷房車とし、また在来車もできる限り冷房車への改造を行い、五十一年度の冷房化率を四十九年度の三六%から四八%にまで高める考えであります。さらに、駅の冷房化やエスカレーターの設置も進めてまいる所存であります。
そのエンジンをトヨタも買って——しかも在来車であっても、先ほど申し上げましたAIRとかこういうものをつければアメリカの基準にちゃんと合格している。ところが、モードが違うだの試験方法が違うだのと言うから、私の方では、それを換算してあなた方がやったデータを出してくれと言っているわけです。どうして日産やトヨタや、メーカーのデータしかないのですか、日本政府というのは。
確かに五十一年度規制は五十一年の四月一日から始まるわけですけれども、その際になおやはりその規制値を満たさない在来車の生産というのが許されるのが過去の例でございます。これを一体どのくらいの期間許すのか、いわゆるリードタイムをどのくらい認めるのかというのも今後の大きな問題でございます。
ただ、現在でき上がっている中古車といいますか、在来車ですね、これをどういうふうにこう変えていくのかというのに相当にこれは時間がかかると思うのです。これにつきましても、新車と並べて技術開発を盛んにいま急いでやっておりますから、すぐにマスキー法並みに全部の車がぴたっといくということはあり得ませんけれども、非常にそれに近づいておりますね。
いまの列車の構造、新幹線はともかくとして、普通の在来車の場合は全部おっことすようになっているわけです。
そういう意味で、われわれとしてはできるだけそういう問題のないものは当然いま走っておる在来車まで全部適用したいと考えておりますが、非常な大改造になる、あるいは改造をさせるということに相当な技術レベルを要する、こういうものにつきましては、非常に遺憾ながら新車からしかやれないという事態があると思います。
私たちといたしましても、技術的に問題のないものについてはできるだけ在来車まで適用していきたいというふうに考えております。
それからさらに、そういった調査に基づきまして、排気ガスを出さないためには一体整備というものを、どういうふうな基準でやったらいいかというふうな基準を作成いたしまして、それによって、いままでの在来車の排気ガスの排出量を規制してまいりたいというふうなことでございます。